優生保護法による被害者とともに
歩む兵庫の会
“優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会” 通称 “歩む兵庫の会” は、
優生保護法による被害に関する問題に取り組む団体です。
国の謝罪と補償を求める被害者の闘いに伴走します。
訣 別
ひんやりとしたお役所に溶け込んでいる言葉がある
それは、「当時は合法だった」
どれくらいの人が、生き方をねじ曲げられたのだろう
どれくらいの人が、言い返せないままの人生を強いられたのだろう
合法ってなんだろう
お役所が門前払いをするときの、もう一人のガードマン
過去の悪事を覆うときの、魔法の黒幕
正面を向いて説明できないときの、マジックワード
合法を振りかざす人は、みんなそっくり
威張っている人
なにかを隠そうとしている人
上の人に言われたとおりにしか振舞えない人
独裁者がよく言っていた
「どこがおかしい やっていることはすべて合法だ」
「今の私は、合法的に選ばれている」と
あのヒトラーだって
優生手術もそうだった
わけのわからないうちに、メスを入れられていた
身体を押さえつけられ、麻酔を打たれ、だまされもした
命のバトンを壊しておいて、「当時は合法だった」
ハンセン病の隔離政策も
水俣湾での水銀のたれ流しも
原爆症の認定の狭さも
やはり、「当時は合法だった」
いい加減に訣別しなければ
個人の上に居座る合法などもうたくさん
いい加減に訣別しなければ
それは、“そのままでいい”が尊重される社会の入り口
ふじい かつのり
(日本障害者協議会代表/優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会共同代表)
※こちらの詩は、許可を得て掲載しております※
【今後の期日・集会のお知らせ】
決まり次第、当HPと各種SNSでお知らせいたします。
【関連動画のご紹介】
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お問い合わせ
〒650-0016 神戸市中央区橘通1-1-2 兵庫障害者センター内
E-mail : hyogoayumukai@gmail.com
TEL : 0783419544
Fax : 0783419545